出玉設計
プレイヤーだった頃、遊技しながら「自分ならこうする」、「こうなっていればもっと楽しいのに」という思いが強く、実際に自分が手掛けた機種を、多くのプレイヤーが楽しいと感じてくれる遊技機を開発したいと思ったからです。
出玉設計次第でプレイヤーが感じる面白さが大きく左右されるので、面白いと感じる基準を主観ではなく客観で判断しつつ、面白いと感じてほしいポイントに関してはこだわりを持って作り上げることです。
シミュレーションした通りの確率に収まらず、保通協の実射試験に適合しない機種があります。
機種によっては、当初想定していた以上のスペックダウンが避けられないものも出てきます。
そのときが最も苦しく困難です。
想定以上にスペックダウンさせるときでも、こだわりポイントの優先順位を付け、できる限り商品力を下げないように調整しました。
開発をする上では困難は付きものなので、気持ちを切り替えて常に前向きに業務を進めるように心がけています。


